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2009/05/16

観ました、映画「スター・トレック」。胸にこみ上げてくるものがありました。

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5月15日、ヤクルト・ホールで行われた映画「スター・トレック」の試写会に行って参りました。いまもなお放心中であります。

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いやー、ここまでの映画だとは思わなかったですね。とにかく素晴らしい。メイン・タイトル”STAR TREK”がスクリーンに映し出されたとき、早くもぐっとこみ上げてくるものがありました。ジム・カークの誕生とともに、「スター・トレック」サーガが始まるのだ、とその演出が告げています。見事です。

オリジナルの世界を踏襲していながら、懐かしきメンバーたちがより若く、そしてよりパワフルなキャラクターを与えられて、1人また1人と登場していきますが、なんといってもスポックのキャラクター設定が実にいい。地球人とバルカン人の混血故の矛盾を内包した性格が、格段に深みを増しています。

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本筋となるストーリーもよく練り込んであります。アクション・シーンも本当に凄くて、SFXが腰が抜ける位凄い。「スター・トレック」の世界に登場する宇宙船はどれも巨大な「船」であるため、なかなか迫力のある戦闘シーンが描きにくいものですが、この新作では実に見事に宇宙空間の戦いを描写しています。スター・トレックなんだけどスター・トレックじゃない。ポカーンと開いた口が塞がりません。

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そして物語がすべて終わり、残すはエンドロールばかりとなったタイミングで流れる「声」。その声の主とはいったい誰か、そしてその声は何を語るのか! その演出の見事なこと、心憎いこと。エンドロールが涙でかすみました。

しかしよくもまあ、ここまで作ってくれました。ワタクシが劇場で同じ映画を何回も観たのは、テアトル東京1978年の「2001年宇宙の旅」以来30年なかったことですが、この「スター・トレック」ばかりは、少なくともあと2回は劇場で観ることになるでしょう。

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続編の制作も決まっていて、2011年の公開を目指しているそうですが、懐かしのキャラクターが次々登場するという強烈なインパクトを持ったこの作品の続編を作るのはさぞ難しいことでしょう。なにはともあれ、スポックやカーク、その他エンタープライズの若きクルーたちはこの「スター・トレック」1作によって、永遠の命を得たことだけは間違いありません。

ところで、ワタクシが4月28日のブログで一番の見所になること間違いなしと(滝汗)大胆予言した地上で建造なったエンタープライズ号の離陸シーンでありますが・・・。まあご覧になればわかります(笑)。今となっては、そんなことはどうでもいいことでありますね、ハイ。

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