ダサイ恥ずかしいって、一番恥ずかしいのは自分の歌でした。マイクロソフトSongsmith
マイクロソフトは今、大きく変わりつつある(笑)。その嘲笑、じゃなかった象徴となったソフトウェアがこれ、Songsmithであります。まあソフト自体については、あちこちでいわれておりますね。Windows環境についに現れたキラーアプリであるとか、身悶えするほど恥ずかしいとか。まあいろいろなんですけどもね。
Songsmithとは作曲家、それも交響曲などの大作曲家ではなくて、流行歌の節を作る軽い感じの作曲家のことだそうです。で、このマイクロソフトSongsmithなるソフト、PCに向かってでたらめの鼻歌を口ずさめば、それに伴奏をつけて再生してくれるという画期的な(笑)ソフトなわけですね。
曲調を選びます。FunkだとかHip-HopだとかJazz-Clubだとかいろいろありますね。実際にその曲調が流れますから耳でも聞いて選択して・・・
テンポを選ぶ。
で、これが録音画面。テンポを刻むドラムスに合わせて、適当に歌うと、それが伴奏付で再生されるわけであります。
6時間分だけ使える試用版がありますから、ぜひともこちらからお試しになってください。ずうっと使いたければ29ドル95セントです。
このSongsmith、やたら恥ずかしいだのサンプリングされている伴奏のクオリティが低いだのいわれてますが、ソフトウェアの機能や生成される伴奏が恥ずかしいとは感じませんでした。
実際に自分で使ってみるとすぐにわかりますが、一番恥ずかしいのは・・・もうまぎれもなく自分の歌というか声というか・・なのでありますね(恥)。それにクチから出任せのでたらめな歌を歌っているうちに、思いもよらない潜在意識が浮き彫りになって家庭崩壊へと至る危険もありますから、心当たりのある方はくれぐれもご注意を。
で、自分の歌がもっとも恥ずかしいことは間違いないのですが、2番目に恥ずかしいのはプロモーションビデオであります。これには参りました。暗いところで光るタオルのキャンペーンのアイディアが出せないで悶々としている広告マンが、娘がSongsmithで自由に歌を作っているのを目にして、「これだ!」と思い、自分で光るタオルのCMソングを作曲作詞、歌唱して上司に聞かせると拍手喝采されて、めでたしめでたしというストーリー(汗)。
まだあります。このビデオに出演しているパパさんと、彼に駆け寄って「マイクロソフトだね?」と驚くお兄さん、なんとSongsmithの開発者なんですね(滝汗)。このビデオ、わざと野暮ったくダサく作ったのだとすれば、とんでもない高等テクニックじゃないかとも思うんですが・・・。私には判断つきません(汗)。パパさんが娘から取り上げるノートPC、MacBookのようにも見えますから、あまり深く考えて作ったんじゃないだろナーという気もします。
いずれにしてもこのSongsmithが明日のマイクロソフトを象徴するのだとしたら、ちょっと気持ち悪いというか、落ち着かない気分になることだけは間違いありません。
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