豚バラ肉の鉄板焼き
さて今回は豚バラ肉の鉄板焼きである。広島風お好み焼きで、その底にバラ肉をU字型に曲げて焼くという手法があるけど、あれが香ばしくて旨いので、バラ肉だけ鉄板で焼いて一品料理にできないかと考えてワタクシが考案(汗)した料理である。
バラ肉の鉄板焼きはバカみたいに手がかからなくて旨いのだが、あまりに単純なので、これを機会に冷蔵庫の残り物一掃を目指すことにする。残っている野菜はというと・・・
これ以外にも大根やネギ、ワケギも冷蔵庫に眠っていた。ほうれん草も残っているな・・・
油揚げも。油揚げは油断しているとすぐにかびてしまう要注意食材である。
ということなので、以上の材料を使って、油揚げの焼いたの(汗)、およびサラダを前菜として制作することにする。他に使う材料は冷凍にしておいたエビとゴマ。
■こう作りました
それでは調理開始。きょうは忙しいぜベイベー。まず大根を下ろす。
ネギとワケギはみじんに。
ゴマはすり下ろす。かなり多めだが健康によいということなので気にしない。
キャベツ。サラダの他にも鉄板焼きの付け合わせに使うので1/4をざっくりとした千切りに。
冷凍エビは熱湯に投入。
サラダ用に余っていた野菜を適当に切って水にさらしておく。
ここで油揚げを魚焼きグリルに。
次、ドレッシングの準備。はっきりいってかなり焦って作業してます。写真も撮っているし。
ボールに同量のサラダ油と酢を合わせて、塩コショウする。ワタクシは塩の分量を「準備した生野菜を皿にもって上から塩を振りかける」というイメージで決めています。ここまではドレッシングの種類によらず全部共通。きょうのオプションはマヨネーズとマスタード・・・
それにゴマである。すり下ろした量の半分を投入。
よく混ぜたら、賽の目に切ったトマトと茹でたエビを先に入れておく。
次、水にさらしてあった野菜の水切りである。ウチには野菜の水切り器という器具もあるにはあるのであるが・・・
最近は全く使わなくなってしまいました。大きくかさばるため後片付けの段取りが面倒になるためである。代わりに使うのはこれ。ふきんです。
ふきんの中央に切った野菜をドサッと載せて・・・
野菜がつぶれないようにふきんを優しく包んで・・・
野菜や水が飛ばないように口を固く持って・・・
シンクの上で振る、振る、振る!これで十分水が切れます。水切り器があればこんなことしないで済むのに、と思いながら毎回行っていた作業であったが、結局水切り器はお蔵入りとなって、この方法に戻ったわけです。
で、水を切った野菜はボールに空けるのだが、手元が狂って野菜がそこいら中に(滝汗)。
焦って拾う(汗)。
野菜をドレッシングとよく合わせたら盛りつける。
できた。あとはカイワレを散らして飾り付けをすれば完成だ。
しまったしまった、油揚げが。焼きすぎた(滝汗)。
焦げた面を下にして(汗)、大根おろしを乗せてワケギを散らす。
他に味噌汁も作ったし付け合わせのキャベツも湯がきました。マジでここまで結構大変でした(汗)。ビールで一息。
さて、これより第2段階に入る。味噌汁に入っているのは油揚げだけ。
ほうれん草、ワケギ、ネギはお椀でスタンバイ。
付け合わせのキャベツのためのたれを作る。同量のゴマ油と酢に小さじ一杯の砂糖を入れて・・・
ごま油と同量程度の醤油を入れて、残っているゴマ全量を投入。
ゆがいたキャベツを入れて混ぜる。
ようやく豚バラ肉まで辿り着きました(感涙)。これで230グラム位です。パックから出したバラ肉をそのままベロんと広げて三等分する。
鉄板というのは、ロッジの鋳鉄フライパン、スキレットのことである。ロッジといえばダッチオーブンですが、狭いマンションの台所では持て余すのが確実なのでワタクシは持っていません。しかしこのスキレットはあってもいい調理器具だと思います。肉でもなんでも旨く焼けます。もう10年以上使ってますから黒光りしてます。
冷たいままのスキレットにバラ肉をそのまま並べてから着火。火加減は大体中火でしょう。
油が出て肉が縮み始める。
縮む、縮む、縮む。ベーコンをかりかりに焼くつもりで焼き続ける。
ここらでひっくり返す。いい焼き色だ。
肉が密着するように押しつける。
焼き上がりました。皿に盛りつけたらコショウを振ります。
ではいただきます。大根おろしとポン酢で食するのが最高。
■ごちそうさまでした
残り物を減らそうとして頑張り過ぎた。油揚げ焼きは余計でした。それからサラダと付け合わせのキャベツの両方にゴマを使ったのも失敗だった。どちらか一方でよかった。
しかしバラ肉の鉄板焼きはこれ以上ないというほど簡単な料理で、かりかりベーコンが嫌いでなければ試してみる価値はあると思います。普通のフライパンでも多分大丈夫。
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