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2008/11/06

スター・トレック エンタープライズ

292pxthe_art_of_star_trek 今晩はヨメの帰りが遅いため料理はなし。二人とも外食である。そこでかなり唐突という感じは否めないが、このたびの話題は『スター・トレック』である。実はSFやSF映画が結構好きなのですね。で、スター・トレックなんですが、これの何が凄いといってエンタープライズ号のデザインが凄いのです。

Imgp0005_9 一体この造形はなんだ? このぶっ飛んだデザインに比べれば、スターウォーズのプレミアム・ファルコンも何たらかんたらも(ワタクシ、スターウォーズはあまり好きではないので詳しくないのです)大したことない。あのデザインのオリジナリティに匹敵するものといえば、『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号くらいのものではないだろうか。

一体誰がエンタープライズをデザインしたのか。そのデザイン・プロセスは? そんな疑問が一瞬でも脳裏をよぎった人に絶対お勧めなのが『The Art of Star Trek 』である。

Image_3 これはこの本に掲載されているイラストの一つだが、これがまさか・・・。塩をなめなめジンをなめなめ『The Art of Star Trek』のような書物のページを繰るというのは、人生に残された数少ない喜びのうちの一つであるといえよう。

スター・トレックはもう何がなにやら分からないほど沢山のシリーズに分岐しているけど、ワタクシ的に好きなのは映画でいえばオリジナルシリーズのカーク船長とスポックが登場する1978年(だったかな?)から始まった第6作までのシリーズですね。

513lnfqxo5l_ss500__2 なかでも『スター・トレック4 故郷への長い道』は癒し系の話で、気分が沈んだとき見る1本としてはワタクシ的にはかなり上位に入る。スポック役のレナード・ニモイが監督した作品で、興行成績も一番良かったと記憶している。しょっちゅう観てるんでヨメからは嫌われているけど。

逆にちょっと萎えるのは1966年からテレビ放映されたオリジナルシリーズである。ワタクシはファンなのでDVDも当然購入したが、なんとか鑑賞に 耐えるのは3本に1本程度といった感じで、なかなか全編見終わらない。非常に長持ちのするお買い得感あるDVDシリーズだといえよう。

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スター・トレックが嫌いでなければ『ギャラクシー★クエスト 』は超お勧めだ。スタートレックのパロディなんだけど、同時に素晴らしいオマージュに仕上がっていて、シガニー・ウィーバーなどホントにノリノリで演技している。これがヒューゴー賞だというのだから、アメリカSF界の懐の深さには恐れ入る。それにしてもよくこんな話を捻り出したものだ。これを観て嫉妬に狂ったシナリオ・ライターは少なくないと思うぞ。

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