鶏そぼろ豆腐
嵐山光三郎『素人庖丁記
』は実に面白い料理本だが、そのなかで中華風の旨いヒヤヤッコの作り方が紹介されている。ワタクシの鶏そぼろ豆腐は、このヒヤヤッコを熱ヤッコ化して、鶏そぼろを追加したものだが、それなりのオリジナリティはあると思う。これを作るとヨメと2人争うようにあっという間に食べ尽くしてしまう。麻婆豆腐を来客に出すことは何となく憚られるが、これなら胸を張って出せる。酒の肴にもなるしね。
■こう作りました
賽の目に切った豆腐を水から火にかけて温める。麻婆豆腐を作るときと同じ要領だが、豆腐は大きめに切ったほうがいい。
長ネギとミョウガを小口に切って・・・(ん、ミョウガは小口じゃないですね。半分に割って千切りにします)
切った長ネギとミョウガは流水にさらして揉んでおく。
これは何か? ザーサイである。桃屋の瓶詰めのもの。本当はこの倍くらいの分量が欲しいのだが、これしか残っていなかった(汗)。
ザーサイはみじんに切る。ワケギも切っておく。
余っている鶏そぼろの半量、(お玉一杯分くらい)を電子レンジで加熱する。
これでおしまい。あとは盛りつけるだけ(汗)。熱くなった豆腐を深皿にすくい取って・・・
豆腐の煮汁少々を回しかける。このときの分量は大切だ。ひたひたの手前、ビシャビシャした感じになるように。
その上にまずザーサイをのっけて・・・
温めたそぼろをドバッとかける(汗)。
その上にワケギと長ネギを乗せて、うず高く盛りつける。
ごま油を回しかけて・・・
さらに醤油をかける。冷や奴のつもりでかけると辛くなりすぎるので、控えめにかけるのがポイント。
ワケギを散らせば完成。ではいただきます。
■ごちそうさまでした
鶏肉抜きでも作れるけど、そぼろが入ると料理のグレードがぐっと高くなる。この日の夕食は他にスーパーで買ってきた480円なりの刺身と味噌汁、納豆でありましたが、鶏そぼろ豆腐のおかげで、それなりに満足感のある夕食でありました。
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